秋といえば、柿の季節ですね。柿は日本の代表的な果物の一つで、甘くてジューシーな味わいが魅力です。しかし、柿には渋柿と甘柿の二種類があります。渋柿はその名の通り渋くて食べられないと思われがちですが、実は渋を抜くと甘柿よりも甘くなることがあります。
そんな渋柿の中でも、特に美味しくて有名なのが福島県会津地方で古くから栽培されてきた「みしらず柿」です。この柿はその美味しさから皇室にも献上されることで知られており、その名前の由来にはいくつかの説があります。
この記事では、そんなみしらず柿を使った絶品果物やスイーツを7つご紹介します。みしらず柿のトロリとした食感やジューシーな味わいを楽しめる商品ばかりです。ぜひ一度お試しください。
献上柿としても有名！会津若松の「みしらず柿」とは
会津若松の「みしらず柿」とは、福島県会津で古くから栽培されてきた渋柿の一種で、その美味しさから皇室にも献上されることで知られています。その名前の由来には、枝が折れそうなほど沢山の実を付けることや、将軍に賞賛されたこと、あまりに美味しいので我が身も考えずに食べすぎてしまうことなど、いくつかの説があります。
みしらず柿は渋柿なので、出荷前に焼酎やガスで渋抜きを行います。渋抜き直後は固めの食感が楽しめ、徐々に柔らかい食感になります。11月中旬から12月上旬ごろが出荷時期で、県内や東京方面に出荷されます。
みしらず柿はビタミンAやビタミンC、カリウムなどの栄養を豊富に含んでいるといわれています。皮にハリとツヤがあり、色が均一でヘタがしっかり付いているものが良いです。
会津若松の「みしらず柿」は、歴史と伝統を感じさせる果物です。
会津若松「みしらず柿」の果物・スイーツ＊おすすめ7選
会津若松の「みしらず柿」そのものと、「みしらず柿」を使ったスイーツのおすすめを7つ厳選してみました！
ふくしま屋｜会津特産 みしらず柿 約1.8kg箱
福島県会津産渋抜き済のみしらず柿、約1.8kgです。6～12個入とのこと。すでに渋抜き済なので、到着したらすぐに食べることができます。
到着後、日光に2～3日あてておくと、より一層おいしくなるそう。日を追うごとに、なめらかで濃厚な自然の甘みを堪能できるようになります。
浜中屋｜みしらずあんぽ柿
みしらず柿のあんぽ柿です。このあんぽ柿は硫黄燻蒸を行わない製法で作られています。一般的なあんぽ柿では、渋柿を硫黄燻蒸して亜硫酸ガスでいぶすという工程で作られます。このあんぽ柿は大型乾燥装置を使い、熱風による水分調整で作られているんです。衛生環境もよく、安心して食べられます。
長門屋本店｜是山（これやま）
長門屋本店の是山は、会津みしらず柿の旨みを凝縮させた柿の果実入りの中餡を白あんで包んだ一口菓子です。お抹茶や日本茶にもぴったりの上品な味わいで、目上の方へのギフトにもおすすめです。
おのぎ食品｜会津みしらずかんてん柿
会津のみしらず柿、会津のハチミツを使ったかんてんのスイーツです。噛んだ後からじんわりと柿の風味が広がります。熱い時期は冷やして食べると一層美味しくいただけます。
公式サイト▶おぎの食品 会津みしらずかんてん柿
ふくしま満天堂｜会津みしらずひとくち干し柿
会津のみしらず柿を、ひとくちサイズの干し柿にしています。添加物・砂糖不使用なので、柿が持つ自然な甘さをたっぷり楽しめる逸品です。
公式サイト▶ふくしま満天堂 会津みしらずひとくち干し柿
ふくしま逸品堂｜会津みしらず柿ドライフルーツ
会津みしらず柿をスライスし、食べやすく乾燥させたドライフルーツ。砂糖や添加物を使っていません。柿そのものの濃厚な味わいと甘みを実感できます。
公式サイト▶ふくしま逸品堂 会津みしらず柿ドライフルーツ
月光(つきのひかり)｜パーシモン(みしらず柿のチョコレート)
「パーシモン」は、ドライフルーツにした「みしらず柿」を短冊形にカットし、3種のチョコレートでコーティングした極上スイーツ。世界中のショコラティエにも人気のスイスのカルマ社のクーベルチュール（製菓用チョコレート）を使い、上品な甘味が柿によく合っています。
公式サイト▶月光(つきのひかり) パーシモン(みしらず柿のチョコレート)
おしまいに
みしらず柿は渋柿ながらも甘くてジューシーな味わいが魅力的な果物です。皇室にも献上されるほどの美味しさをぜひ一度お試しください。みしらず柿は11月中旬から12月上旬ごろが出荷時期ですので、お早めにお求めください 。
